日 時 | : | 2019年12月1日(日) 15:00〜17:00 | ||
会 場 | : |
東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル4F(スペースたんぽぽ)
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講 師 | : | ジョ・ヨンイル、柄谷行人 | ||
テ ー マ | : | 柄谷行人と韓国文学 | ||
定 員 | : | 80名(申込多数の場合は抽籤とします) | ||
入 場 料 | : |
500円
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お申し込み | : |
締め切りました。(11月22日)
なお、申込後参加できなくなった時は速やかにメールにてお知らせください。次点の方に繰り上げ通知を送信します。
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日 時 | : | 2019年8月24日(土) 15:00〜17:00 | ||
会 場 | : |
東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル4F(スペースたんぽぽ)
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講 師 | : | 柄谷行人 | ||
テ ー マ | : | 「力」と交換様式 | ||
定 員 | : | 80名(申込多数の場合は抽籤とします) | ||
入 場 料 | : |
500円
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お申し込み | : |
締め切りました。(7月29日)
なお、申込後参加できなくなった時は速やかにメールにてお知らせください。次点の方に繰り上げ通知を送信します。
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日 時 | : | 2016年2月27日(土) 15:00〜17:00 | ||
会 場 | : | |||
講 師 | : | 柄谷行人 | ||
テ ー マ | : | 「モアのユートピアについて」 | ||
定 員 | : | 15名(先着順) | ||
入 場 料 | : |
無料
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お申し込み | : |
締め切りました。(2月11日)
なお、申込後参加できなくなった時は速やかにメールにてお知らせください。次点の方に繰り上げ通知を送信します。
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日 時 | : | 2015年11月16日月曜日 19:00〜21:00 | ||
会 場 | : |
たんぽぽ舎 スペースたんぽぽ
千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F JR水道橋駅東口より3分、地下鉄神保町駅より8分 |
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講 師 | : | 柄谷行人 | ||
テ ー マ | : | 日本の憲法──先行形態から見る(憲法1条と9条の謎を、戦後憲法及び明治憲法の形成過程から解き明かす) | ||
定 員 | : | 80名(申込多数の場合は抽籤とします) | ||
入 場 料 | : |
800円
たんぽぽ舎・長池講義共催 |
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お申し込み | : |
締め切りました。(10月30日)
なお、申込後参加できなくなった時は速やかにメールにてお知らせください。次点の方に繰り上げ通知を送信します。
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会 場 | : |
たんぽぽ舎 スペースたんぽぽ
千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F JR水道橋駅東口より3分、地下鉄神保町駅より8分 >地図 |
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日 時 | : | 2013年3月30日土曜日 14:00〜17:00 | ||
講 師 | : | 柄谷行人 | ||
テ ー マ | : | 二つの遊動性 | ||
定 員 | : | 80名(申込多数の場合は抽籤とします) | ||
入 場 料 | : | 500円 | ||
お申し込み | : |
締め切りました。(3月17日)
なお、申込後参加できなくなった時は速やかにメールにてお知らせください。次点の方に繰り上げ通知を送信します。 |
【日 時】 【集 合】 |
2013年3月10日 日曜日 13:00〜 日比谷公園中幸門 | ||||
【デモ】 | 14時出発 デモの後、17時〜19時、議事堂正門前にて国会前集会 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2415 |
〈導入〉
「世界史のなかの中国」という問題(「歴史の終わり論」への返答?)
cf ヘーゲル『歴史哲学講義』における「理性」と「発展」、そして中国の位置
〈中国における「左翼」成立の三つのモメント〉
?、「国民形成」と「党」(辛亥革命から国民革命まで)
?、中国革命の分裂(国民革命の中の1927年クーデター )
?、中共路線の確定(クーデター以降の時代)
〈人民共和国成立後への影響〉
?、ソ連からの離脱と革命政治の突出
?、「改革開放」と冷戦「崩壊」
結論に代えて
中国は今「発展」によって「世界史」に参入して来ている。ヘーゲルの『歴史哲学講義』の立場からして、アイロニーである。この構造は、中国革命がフランス革命的なるものをより規模を大きくして反復し、また宗主国ソ連から独力で独立を果たし、そのソ連が崩壊したことなどとも関連する。柄谷氏『世界史の構造』は交換形態から「世界史」を叙述し直すという画期的内容を含んでいるが、それは「世界史」に参入して来た現代中国との本格的な「対話」の開始を私たちに暗示させる。以下、議論のための論点。
i 蒋介石による反共クーデター(1927年4月)は、国民革命のプロセスに大きな屈折を与える。このクーデターの前、都市部を中心にして革命機運が激しく醸成されていた(五・三〇運動)。クーデターの後、国共分裂を経て汪精衛により南京政府に統合される。この時、左派(共産党)によって指導された国民革命軍は、南昌への武装蜂起に打って出るも失敗する。これらの背景として、27年という年は、ソ連内部においてスターリン派とトロツキー派の対立が最高潮に達していたことが指摘できる。蒋介石クーデターも南昌蜂起も、この対立に反映されているものとの解釈がある。スターリン派が中国問題において「日和見」であるよう見えないようにするため、過激な方針を下ろした施策であったとされる。
1953年: | 宮城県仙台市生まれ |
1972年: | 宮城県工業高校機械科卒 |
1983年: | 中央大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程終了(地域政治論) |
1985年: | 生活クラブ生協・神奈川中途採用。その後、横浜北部ブロック事務局長、横浜南部ブロック事務局長、川崎生活クラブ生協参事 |
1993年: | 英国 London South Bank University 大学院留学 |
1996年: | 総務部長、住まい事業・株式会社オルタスクエアを設立、常務取締役 |
1997年: | 生活クラブ生協・神奈川常勤理事、横浜西部生活クラブ生協参事 |
2001年: | 政策調整部長、5地域生協法人独立化の対神奈川県交渉担当 |
2003年: | 県央生活クラブ生協参事 |
2004年: | さがみ生活クラブ生協専務理事(5地域生協法人独立) |
2006年: | 生活クラブ連合会出向、市民セクター政策機構理事長就任 |
1750-1810 | 1810-1870 | 1870-1930 | 1930-1990 | 1990- | |
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世界資本主義 | 後期重商主義 | 自由主義 | 帝国主義 | 後期資本主義 | 新自由主義 |
ヘゲモニー国家 | 英国 | 米国 | |||
傾向 | 帝国主義的 | 自由主義的 | 帝国主義的 | 自由主義的 | 帝国主義的 |
資本 | 商人資本 | 産業資本 | 金融資本 | 国家独占資本 | 多国籍資本 |
世界商品 | 繊維産業 | 軽工業 | 重工業 | 耐久消費財 | 情報 |
国家 | 絶対主義王権 | 国民国家 | 帝国主義 | 福祉国家 | 地域主義 |
ダーウィンからは、人類が原初、小さな群族を作って生活していて、その群族のそれぞれが比較的年齢の高い男性原人の暴力的支配下にあり、彼はすべての女を独占し、若い男性原人たちを彼の息子たちも含めて鎮圧し、懲罰を加え、あるいは殺害して、排除してしまった、との仮説を借用した。アトキンソンからは、以上のような記述に続くかたちで、この父権制が、父に抗して団結し、父を圧倒し、これを殺害して皆で喰い尽くしてしまった息子たちの謀叛によって終焉に至った、との仮説を借用した。そして、さらに私は、ロバートソン・スミスのトーテム理論に従って、父殺害ののち、父のものであった群族がトーテミズム的兄弟同盟のものになったと考えた。
勝ち誇った兄弟たちは、実のところ女たちが欲しくて父を打ち殺したのではあるが、互いに平和に生活するために女たちに手を出すのを断念し、族外婚の掟を自分たちに課した。父の権力は打ち砕かれ、家族は母権に沿って組織化された。しかし、父に対する息子たちの両価的な感情の構えは、その後のさらなる発展の全経過に力を及ぼし続けた。父の代わりに特定の動物がトーテムとして据え置かれた。この動物は父祖であり、守護霊であるとされ、傷つけたり殺したりしてはならぬものとされたが、しかし年に一度、男性原人たちの共同体構成員全員が饗宴を開くために集まり、ふだんは崇拝されていたトーテム動物は饗宴のなかでずたずたに引き裂かれ、彼ら全員によって喰い尽くされた。この饗宴への参加を拒むことは、誰であっても許されなかった。これは父殺害の厳粛な反復だったのであり、この反復とともに社会秩序も道徳律も宗教も生まれたのである。(『モーゼという男と一神教』p165、「フロイト全集」22巻、岩波書店)
1905: | 日露戦争終結(ポーツマス条約) | 1965: | 日韓条約調印(韓国進出の契機) | |
1906: | 満鉄設立(金融資本大陸進出) | 1967: | 資本自由化 GNP 世界3 位 | |
1907: | 足尾銅山、暴動罷業 | 1960 | 年代後半…公害社会問題化(水俣) | |
1908〜 | 11:第二次桂太郎内閣とアナキズム | 1967〜 | 70:第二次佐藤内閣と全共闘運動 | |
1909: | 自由劇場起こる(新劇) | 1969: | アングラ演劇運動全盛 | |
1910: 1911: | 大逆事件 関税自主権の確立 | 1970: 1971: | 三島由紀夫自決 変動相場制に移行 大江健三郎「みずから我が涙をぬぐいたまう日」註1 | |
1912: | 明治アナキズムの敗北と啄木の死 | 1971: | 全共闘運動終息と高橋和巳の死 | |
1917: | 石井・ランシング協定 (中国の領土保全・門戸開放) | 1977: | 日中平和条約・米中国交正常化 |
前者: | 矢野竜渓『経国美談』・東海散史『佳人之奇遇』・末広鉄腸『雪中梅』 |
後者: | 二葉亭四迷『浮雲』から『蓬莱曲』『内部生命論』に至る北村透谷の劇詩・散文 |
1905(明治38) | 日露戦争終結・ポーツマス条約 日比谷焼討事件 ロシア血の日曜日(第一革命の原因) 孫文・中国革命同盟会結成(東京)、科挙制度廃止 |
1906(〃39) | 南満州鉄道株式会社設立(金融資本の大陸進出) インド、対英反抗運動スワラジ(自治)スワデシ(国産品愛用) |
1908(〃41) | 神田・錦輝館の赤旗事件(大杉栄ら検挙) 青年トルコ党の革命 |
1909(〃42) | 伊藤博文(韓国統監府初代統監)ハルビン駅頭で安重根に暗殺される イラン国民軍蜂起テヘラン占領 |
1910(〃43) | 大逆事件(幸徳秋水ら就縛) 日韓併合、関税自主権の確立 「 白樺」創刊(前年には「スバル」、前々年には「アララギ」) 石川啄木「性急な思想」「時代閉塞の現状」 |
1911(〃44) | 徳富健次郎(蘆花)『謀反論』(大逆事件被告処刑に抗議) 維新資料編纂局設置、南北朝正閏論争起こり南朝を正統と定める 西田幾太郎『善の研究』 柳田國男『石神問答』『遠野物語』(農政学から民俗学へ)註1 平塚らいてう「青鞜社」結成 辛亥革命 |
1912(〃45) | 明治天皇逝去(乃木希典夫妻殉死、cf. 夏目漱石『こころ』、 鴎外『興津弥五右衛門の遺書』『阿部一族』)、鴎外『かのやうに』 石川啄木「A LETTER FROM PRISON」(幸徳の陳弁書)、 同年啄木死す(27) 美濃部達吉『憲法講話』(政党内閣支持の憲法論)、 天皇主権説の上杉慎吉との間で「天皇機関説」論争起こる 清朝滅亡 タゴール詩集『ギータンシャリ』(翌年ノーベル文学賞) |
1913(大正2) | 桂太郎内閣に反対する憲政擁護運動激化 |
1915(〃4) | 中国に21 カ条要求(帝政反対の第三革命、胡適らの文学革命起こる) |
1916(〃5) | 吉野作造、デモクラシーを唱導 |
1917(〃6) | ロシア革命 |
1918(〃7) | 第一次世界大戦の終結と「帝国」(独・墺・露・土)の解体 シベリア出兵 米騒動 |
1919(〃8) | 普通選挙運動起こる 国家改造運動勃興、北一輝・大川周明「猶存社」結成 朝鮮万歳事件(三・一独立運動) 中国五・四運動(排日運動) インド、ガンディー国民会議議長による反英不服従運動始まる 第3 インターナショナル(コミンテルン)結成 |
1920(〃9) | 日本、国際連盟に正式加入(常任理事国) 経済恐慌起こる |
1921(〃10) | 日・米・英・仏四カ国条約(太平洋問題)、日英同盟廃棄 原敬首相暗殺(東京駅) |
1922(〃11) | ワシントン軍縮条約・海軍主力艦制限・九カ国極東条約 日本共産党結成(非合法) 全国水平社結成(部落解放運動本格化) アナ・ボル論争激化(アナキズムVS. ボルシェヴィズム) ムッソリーニのローマ進軍(伊ファシスト内閣成立) |
1923(〃12) | 関東大震災 大杉栄殺害(甘粕事件) 堺利彦ら逮捕(第一次共産党事件) 虎ノ門事件(無政府主義者・難波大助が摂政宮狙撃、翌年死刑に) |
1925(〃14) | 普通選挙法公布・治安維持法公布 |
1926(〃15) | 蒋介石、北伐開始 |
1927(昭和2) | 蒋介石クーデター、国共分離。毛沢東江西省井岡山に革命根拠地樹立 日本金融恐慌 第一次山東出兵 ソ連、スターリンの一国社会主義理論採択(トロツキー失脚) |
1929(〃4) | 世界恐慌起こる |