第六回長池講義 新井講義レジュメ
2010/3/13
新井政美

アジア共同体をめぐって――トルコと日本を中心に 


I オスマン(およびトルコ)・西洋関係の概観

1.近代ヨーロッパの形成とオスマン     
     ハプスブルク、ブルボンとオスマン
     ドイツ、ネーデルランドとオスマン
2.帝国主義とオスマンの周縁化
     軍事改革と西洋化
     近代的法治国家とナショナリズム
3.トルコ革命から第二次大戦へ     
     ソヴィエトの援助と共和国
     中立政策の代償
4.冷戦構造の中のトルコ     
     西側の枢要な成員としてのトルコ
     政治、経済における変化
5.現代トルコとEU     
     政治的安定と経済発展
     EU加盟への障害


II オスマンにとっての西洋、西洋にとっての「トルコ」

1. オスマンにとっての西洋
     世界の中心に位置するオスマン
     西洋化改革の容易さと困難
2. 西洋にとってのオスマン
     他者としての「トルコ」
     脅威としての「トルコ」


III オスマンにおける異教徒の問題─共同体の編制原理をかすめて─

1. オスマンにおける異教徒支配の方法
     Millet 制
      「自治」なのか
     →都市ギルドの自律性
      「自治」なのか
2. 改革期における異教徒
     「平等な国民」
3. トルコ共和国におけるマイノリティ
     「国民」原理と宗教